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大学病院で腎臓、血液、消化器、循環器を専門としていた河野啓一先生が、駒ヶ根共立クリニックの院長になりました。日々の治療についてお考えになっていることをお話ししていただきました。

(1)患者様に合わせた十人十色の治療方法がある

−こんにちは。よろしくお願いします。

(河野院長)
こんにちは。よろしくお願いします。

−河野先生のご専門分野は何ですか

(河野院長)
腎臓、血液、消化器、循環器といったところですね。
東京の私立大学を卒業して、信州大学の第二内科に入局しました。いわゆる腎臓内科です。
卒業してから1〜2年で、何を専門分野にしていくのか決めていくのですが、指導してくださった先生が腎臓を専門にしていたこともあって腎臓を(専門分野として)選びました。

−外科でなく、内科を選ばれた理由は何かあるのですか。

(河野院長)
自分には内科が合っていると思います。
もちろん、外科には外科のいい所がありますし、外科でしか出来ない治療もあります。たとえば、何かの腫瘍が出来てしまって切除するということは外科の分野です。
ただ、私は外科よりも内科の方が、患者様ひとり一人に対する治療の選択の幅が広いように思います。教科書的にはこの治療だが、この患者様には違う治療が適しているということもあります。患者様に適すると思われる治療をいくつかお示しして、選択していただくこともできます。
そういうのが私には合っています。

−先生のお考えのベースには、患者様やご家族といろいろなお話をしながら医療をしていきたいというのがあるのでしょうか。

(河野院長)
ということだと思います。
画一的な治療でなく、患者様に合わせた十人十色の治療方法があると思います。

−ほぼ同じような症状でも、患者様の生活スタイル、お考え、好み、性格によって治療方法は変わってきますか。

(河野院長)
もちろんそうですね。全く変わってきます。

−十人十色の治療方法を選んでいくというのは手間暇も神経も使い、大変なことが多いと思うのですが。

(河野院長)
そうですね。それこそ、やりがいのあるところだと思います。
しかも、腎臓内科は、他の消化器や血液よりも非常にグレーなところが多いです。

−グレーというのはどういうことでしょうか。

(河野院長)
たとえば、消化器であれば内視鏡で、見た目で調べることができます。肝臓の治療の場合は、こういう治療で行っていきましょうということがかなり確立していて、バラエティもあります。
それに対して腎臓というのは、おおよそのガイドラインはありますが、他の内科よりもいわゆるゴールデンスタンダードがない分野です。
あくまでも血液の検査、尿の検査の結果で想像して、この患者様にはこういう治療方法が適しているのではないかと判断していく部分が大きいですね。

−腎臓の病気は、自覚症状もない、痛くもない、困ってもいないというお話しを聞いたことがあります。

(河野院長)
そうですね。
透析治療を必要とするような状態になるまでは、意識のない方がほとんどです。
そういった患者様の場合は、まずは意識をしていただいてからになりますので難しい面もありますが、やりがいも大きいと感じています。



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