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●2014年6月
患者様からの視点で見る、全自動コンソール導入のメリット(臨床工学技士編)

駒ヶ根共立クリニックには、全自動コンソールという最新の透析機械が導入されています。患者様から見た、全自動コンソール導入のメリットについて、臨床工学技士の見田裕平さん、伊藤綾さんにお話をうかがいました。

(1)患者様の安全と快適性の更なる向上

−こんにちは。よろしくお願いします。

(見田さん、伊藤さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

−駒ヶ根共立クリニックさんには、全自動コンソールという最新の透析機械が導入されているそうですね。

(伊藤さん)
はい。3年ほど前に導入されました。
長野県内では早い導入ではないかと思います。

−全自動コンソールの導入のメリットは何ですか。

(見田さん)
まず、スタッフから見ると、透析業務がシンプルになりますね。機械を触る作業が少なくなります。
その分、スタッフの時間的な余裕が増えますので、患者様に対して出来ることが増えます。
忙しければ忙しい程、ミスに繋がる原因になりますので、ミスの防止に繋がりますね。

−人による作業が減って、時間的な余裕ができればミスも減る。なるほど。大きなメリットですね。

(伊藤さん)
昨年、全自動コンソールを導入した効果について、研究発表しましたが、実際にインシデント(ミスではないが患者様に影響のあるミスにつながる事)が発生する件数が減っています。

−それは素晴らしいですね。

(伊藤さん)
また、看護師の業務にも良い影響があります。時間に余裕が出来たので、足のフットチェックといった合併症対策のための時間を増える等、透析医療全体としての質の向上に繋がっています。

−全自動コンソールの導入は、患者様から見たメリットも大きいのですね。正直に言うと「全自動」という言葉からは「業務の効率化」という、人のあたたかみが減ってしまうようなイメージもありました。

(見田さん)
実は、全自動コンソールを導入するという説明をした時には、患者様から「全自動になると、自分のところにスタッフが来てくれなくなるのでは?」と心配する声もありました。

(伊藤さん)
正直に言えば、私自身も「効率化」というイメージがありました。
実際に全自動コンソールを導入する前の業務を考えてみると、無駄とは言いませんが、機械に任せられる業務が非常に多かったです。それが全自動になると、私たちスタッフが必要ではなくなるのかもしれないという印象も持ちました。

−運用をして3年になるのですが、実際にはいかがですか。

(伊藤さん)
患者様からは「以前と変わらないね」というお声を聞いています。
実際に、血圧を計る時には側にうかがいますし、何かあればすぐにベッドサイドに行ける体制を整えています。ですから、患者様とスタッフのコミュニケーションはこれまで以上に密な部分もありますし、安心していただいているのではないかと思います。

−より人が介在した医療が提供されているのですね。今日はありがとうございました。

(見田さん、伊藤さん)
ありがとうございました。

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