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最近の駒ヶ根共立クリニックの取組をご紹介します。

●2011年9月 〜看護業務の改善を推進しています。

今月は看護師の浦野より看護業務改善についてご紹介します。

(1)透析治療における操作の見直し

患者様は、スタッフの操作をよくご覧になっていて、消毒1つとっても「このスタッフはこうだったけれど、あのスタッフはこうだった」と大変に気になるもののようです。
患者様に安心していただけるように、更にミスをなくすために、スタッフの操作を見直すことにしました。

スタッフ毎に若干の違いがあった操作を、スタッフ全体で統一した操作ができるように見直し、マニュアル化しました。
具体的には、全スタッフの操作方法を知るためにアンケート調査を行い、集計・分析、操作統一を図りました。

その結果、どのスタッフが行っても同じレベルで操作が行われ、患者様が安心して治療を受けられるようになり、同時にミスの誘発を防ぐことも期待できると考えています。

(2)安全性のさらなる向上

透析治療では、1つのミスが大きな事故につながってしまうことがあります。
そのために、機械には何重ものチェック機能があり、スタッフもミスを防ぐために細心の注意を払うだけでなく、ミスを防止するための確認手順というものがあります。

今回は、その確認手順を見直し、手順を統一化しました。
たとえば、ダイアライザーの確認、体重計算の確認、ポンプの回転があっているのかの確認など全ての確認手順を見直しました。
これによってミスを事前に防ぎ、安全性をさらに高めることに取り組んでいます。

(3)業務全体の見直しをしてみて

今回の業務の見直しについては、スタッフ全員で「今、何を再確認したほうがいいのか?」というアンケートを実施したことから始まりました。スタッフそれぞれが一定の決まり事の中で業務を行っていたと思いますが、手順については若干のバラつきがあるのではないかということに注目が集まりました。
全てについて見直して、マニュアルを作りながら進めています。マニュアルを作ること自体がスタッフの勉強になっているということもあります。
また、マニュアルといっても、業務を効率的にやるためのものではなく、患者様の安心・安全につながるためのチェックリストという意味合いが強いものです。患者様のことを一番に考えた透析医療をこれからも実践してまいります。




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