地元出身の松原千恵子先生が常勤医師として入職されました。患者様からの評判がとても良く、患者様に信頼されています。
(1)患者様とたくさん会話することを心がけています
−こんにちは。よろしくお願いします。
(松原先生)
こんにちは。よろしくお願いします。
−以前は、偕行会グループの名古屋共立病院で働いていたとうかがいました。
(松原先生)
はい。5年間ほど名古屋共立病院の腎臓内科でお世話になりました。
透析治療を受けている患者様だけでなく、急性期の腎臓内科の治療等、腎臓内科全般について春日先生、佐藤先生をはじめ、多くの先生方にご指導いただきました。
−現在、駒ヶ根共立クリニックではPTA治療も行っているとうかがいました。
(松原先生)
はい。佐藤先生はPTA治療において世界的に有名な方で、PTA治療についてもご指導をいただきましたので、私も駒ヶ根共立クリニック内でのPTA治療を始めました。
−駒ヶ根共立クリニックに移動した理由は何ですか。
(松原先生)
私の出身は駒ヶ根です。
名古屋共立病院で働いていた頃から、いつかは駒ヶ根共立クリニックで働きたいと考えていました。
−故郷での生活はいかがですか。
(松原先生)
本当に楽しい毎日です。
名古屋の生活も楽しかったですが、故郷では落ち着いて過ごせています。
−今日、透析室での回診の様子を拝見しました。患者様のお話しを丁寧に聞いている姿が印象的でした。
(松原先生)
ありがとうございます。患者様とたくさん会話することを心がけています。
患者様の中には、言葉にするのをためらって我慢してしまう方もおみえです。回診の時だけでなく、来院時やお帰りになる際は患者様にお声がけしながら、お話しがしやすい雰囲気・関係性をつくるようにしています。
そのような風通しの良い関係は、体調の変化や合併症をいち早く発見して治療することに役立つと考えています。
−そういった意味では、看護師さん、臨床工学技士さん等とのチームワークも大事になりそうです。
(松原先生)
はい。看護師、臨床工学技士が患者様をとても熱心に看てくれています。
私一人だけで患者様を診ることはできません。スタッフがしっかりと仕事をしてくれているので、安心して医師の仕事に集中できます。
患者様のお身体だけでなく、生活全般・ご家族のこと等を含めると、患者様のことを一番わかっているのはスタッフなので、私から相談することも多いですね。
−先生からスタッフさんに相談するというのは驚きです。
(松原先生)
特に透析生活が長い方の場合、今までの経過まで把握してくれています。
私も相談しますし、スタッフも相談してくれます。
頼れるスタッフばかりで、チームで透析医療を行える環境は本当に素晴らしいと思います。
−駒ヶ根共立クリニックさんではPTA治療やシャントの治療が出来るそうですね。大きな病院に行かなくてもそのような治療を受けられるのは患者様にとって大きなメリットではないでしょうか。
(松原先生)
そうですね。もちろん、私たちの専門外のこと関しては、大きな施設で検査や治療を受ける必要がありますが、移動等の負担が軽減されることは大きなメリットです。
なおかつ、駒ヶ根共立クリニックで行う治療が、全国的な水準にあることも必要です。
看護師が足の観察(フットケア)をしっかりと行っている等、クリニック全体で様々な医療を提供していますので、私自身ももっと勉強しなくてはいけないことを感じています。
−先生も勉強されるのですか?!
(松原先生)
もちろんです。機械も手法も新しいものがどんどん出てきます。昔の知識のままでは、患者様により良い透析医療は提供できません。
技術的にもレベルアップしていきたいです。たとえば、PTA治療についても、教えていただいた佐藤先生は、手元は精密で速く動いていますが、患者様にお声がけをする等、少しでも安心していただけるように心を配っていました。
しっかりと勉強して、患者様に還元していきたいです。
−そのような努力のおかげで、患者様は安心して質の高い透析医療を受けられるのですね。今日はありがとうございました。
(松原先生)
ありがとうございました。 |