２０年近く、ずっと透析治療に関わる看護師として働いてきた篠田理香さん。
看護師の仕事の魅力や、よい透析室の条件などについてうかがいました。

（２）おすすめできる透析室の条件とは？

−今までで、今でも覚えてる”嬉しかったこと”は何ですか。

（篠田さん）
学生の時に個人の入院施設に勤めていたんですね。
そこから大学病院に、透析導入の時に送ってさしあげたんです。
その患者様と、２０年経った今でも年賀状のやりとりがあるんです。
とても嬉しいですね。

−すごいですね。そんなこともあるんですね。

（篠田さん）
そうですね。
いろんな出会いがありますし、その中で患者様から信頼を得られると嬉しいです。
患者様から教えていただく事もたくさんありますよ。

−お仕事で気をつけてるところは何ですか。

（篠田さん）
患者様と看護師であるわけですが、やっぱり人間同士のお付き合いですよね。
基本的な言葉遣いですとか、相手につらくあたらないとか、そういう基本的なことに自分なりに気をつけてはいます。

−駒ヶ根で働くようになってどれぐらいですか？

（篠田さん）
まだ１年ちょっとです。

−駒ヶ根共立クリニックでは川柳などユニークな活動もやっていますが、どのような印象をお持ちですか。

（篠田さん）
患者様とスタッフのコミュニケーションをよく取っているという印象があります。
いろいろな意見交換が活発に行われているので、そういうのははじめての経験です。

−もし・・・・ですが、ご自身のご家族や大事なお友達が透析治療をすることになったとして、どのような透析施設を選んだほうがいいとアドバイスなさいますか。

（篠田さん）
自宅から近いに越したことはないと思います。
週３回と言っても、長い間通うわけですから。
自分が苦でなく通える透析室を選ぶべきだと思いますね。

−なるほど。

（篠田さん）
気分的な面での通いやすさも大事です。
あそこに行くのが嫌だなと思えば、それは心の距離が遠くなっちゃいます。
心の距離が近いところも大事です。

−もう１つあげるとすると。

（篠田さん）
もう１つは、ご自身が納得いく治療をしてくれる透析室ですね。
対応の早いクリニックさんがいいですね。

−心の距離が近くて、来てもらいやすくて、対応が早い。これは篠田さんが大事にしていることでもあるのでしょうか。

（篠田さん）
努めてますね。

−それにしても、篠田さんはお仕事が楽しそうですね。

（篠田さん）
そうですね。
仕事が苦に思ったことっていうのはあまりないですね。

−今日はありがとうございました。

（篠田さん）
こちらこそ、ありがとうございました。