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「より楽しい人生を、より長く送っていただきたい」

数名の患者様にお話しをうかがって、患者様がスタッフのことを信頼しているだけでなく、とても大切にしていることを感じました。その理由はどこにあるのかが知りたくなって、看護主任さんにお話しをうかがいました。

(1)やる気を持っていただくのが第一歩

−−患者様にお話をうかがったら「スタッフはとにかく一生懸命」という声がたくさん聴かれました。
それについては、どのようにお感じになられますか?

(スタッフ)
嬉しいです。本当に!(笑顔)

−−患者様は「自分なら(スタッフのように)あんなに頑張れない」とおっしゃるんです。

(スタッフ)
患者様は、透析治療と、ずっと付き合って行かなきゃいけないです。
それに、日常の生活習慣、食事から始まって、そういうものをきちんとコントロールすることが必要になります。
そうすれば、楽しく快適な生活を送っていただける。
まず、そういうことを知っていただきたいって思っています。
透析をすることになって、悲観的になるんじゃなくて、前向きに透析とうまく付き合っていくためのお手伝いができたら・・・そう、いつも思っています。
それが伝わっていると思うので嬉しいです。

−−あと「スタッフは、すごく勉強しているよ」ともおっしゃっていました。

(スタッフ)
透析を受けてる患者様は、本当によく勉強なさってるんですね。
こちらがそれ以上に勉強しないと、信頼していただけませんから。

−−どんな勉強をなさっているんですか?

(スタッフ)
たとえば、生活習慣をうまくコントロールするためには、食事から水分から全部、勉強しないといけなかったり、なかなか奥が深い医療なんです。
ですから、新人スタッフとして入った時に、教育プログラムがあります。
何ヶ月かかけて教育します。
それでも、透析医療は常に進歩していますから、もう勉強しなくていい。なんてことにはなりません。
いつも勉強です(^_^)

−−あと、患者様が皆様、とっても明るいですね

(スタッフ)
患者様の意識の部分って大事ですね。
透析を始める時、やっぱり最初は、落ち込むのは仕方がないとは思うんです。
でも、ちょっと前向きに考えて、うまく付き合っていく。
うまく付き合えば、普通の生活は出来るし、旅行にも行けるし、また違う人とも付き合える。

−−そういうのがわかると良いのですか?

(スタッフ)
はい。そうすると、すごくやる気もでるし、元気になりますね。
それが第一歩。やっぱり、やる気がでれば元気になります。




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(2)透析室は大きな家族みたい

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