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駒ヶ根共立クリニックニュース
〜2017年8月「運動療法の取組について」

(1)偕行会グループで取り組む、透析治療中の運動療法
(2)患者様がご自宅で、すこやかな生活を送るために

駒ヶ根共立クリニックでは、患者様の体力低下を防止する目的で運動療法に取り組んでいます。
※運動療法はご希望の患者様のみ行っています。本記事のインタビューは平成29年2月に実施しました。

(1)偕行会グループで取り組む、透析治療中の運動療法

−こんにちは。よろしくお願いします。

(浦野さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

−今日は運動療法の取組について教えてください。取り組むことになったきっかけは何ですか。

(浦野さん)
以前から、偕行会グループでは運動療法に取り組んでいました。グループ全体で進めていくことになり、駒ヶ根共立クリニックにも運動療法に取り組むチームができました。
個人的には、長野県の透析研究会で「透析中のリハビリテーション」をテーマにした発表があり、興味を持ちました。自分で勉強したところ、とても良い取組だと思いました。しかし、クリニック内に理学療法士さんはいませんし、専門外の分野だったので、実際に行うのは難しいだろうと思っていました。

−興味を持った理由は何ですか。

(浦野さん)
透析患者様の高齢化がすすんでいます。長期の透析患者様が増えている中で、年々体力が低下していくのを現場で感じていました。
すこやかな生活を送っていただくためには、体力の低下を少しでも食い止めて、ご自分の足でずっと歩けるようにしたい・・・という気持ちがありました。
透析治療中の運動をすることはとても良いことなので、是非実現してみたいと思っていたところ、「駒ヶ根共立クリニックでも、運動療法を始めてみませんか?」というお話しがありましたので「是非、やりたいです」と手を挙げました。

−運動療法が駒ヶ根共立クリニックさんの患者様のためになると感じていらっしゃったのですね。

(浦野さん)
はい。それで、平成28年の10月に運動健康療法士さんと理学療法士さんの2名が駒ヶ根共立クリニックに来てくれることになりました。
患者様に説明させていただいて「運動療法をやってみたい」とおっしゃってくださった7名の患者様と一緒に開始しました。

−施設内には運動療法に関する数多くの情報が掲示されていました。どのような目的で掲示しているのですか。

(浦野さん)
多くの患者様に掲示板をご覧になっていただいていますので、運動療法を頑張っている方々の励みになればと考えています。
それと、より多くの患者様が運動療法に興味を持っていただければと考えています。

−「みんなで癒会」の川柳にも運動療法が登場してくれるといいですね。

(浦野さん)
そうですね(笑)期待しています。
来年の「みんなで癒会」のカレンダーに、運動している写真と一緒に川柳が掲載されると嬉しいです。

−掲示物は専門的な情報もたくさんあって興味を引きますね。

(浦野さん)
運動健康療法士さんが、運動療法の啓発になればと資料を作ってくださいました。

−こういった活発な動きは、偕行会グループさんのグループの力が活かされているように感じます。

(浦野さん)
そうですね。偕行会グループの各透析施設の取組が情報として入ってきますので参考になります。
また、近隣の中津川共立クリニックに川原課長が行った際にも、様々な情報交換が行われています。
いろいろな情報を得て、しっかりと運動療法をすすめていきたいと考えています。

(2)患者様がご自宅で、すこやかな生活を送るために



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