臨床工学技士の丸野志緒美さん。入職して1年程の時のインタビュー記事が掲載されてから4年がたちました。最近のお仕事ぶりについてお話しをうかがいました。
(1)がむしゃらに仕事をした5年間。頼って頂けるのは嬉しい!
−こんにちは。よろしくお願いします。
(丸野さん)
こんにちは。よろしくお願いします。
−4年前に一度お話しをうかがいました。
(丸野さん)
はい。覚えています。入職して1年目くらいの時ですね。
−この4年間はいかがでしたか。随分とまわりの見え方も変わったのではないかと思いますが。
(丸野さん)
1年目の頃は一部分しか見えていなくて、与えられたものを何とかすればいいという状況でした。
それが少しずつですが周りがみえてきた時に、割と自分からこうしなきゃ!ああしなきゃ!と考えるようになって、自分から進んで関わるようになりました。
そうすると、自分が関われることが多くなってきて、やることが増えて、本当に目まぐるしい4年間でした。
−気がつくことが増えたのでしょうか。
(丸野さん)
いえいえ。
増えたというよりも、以前は、ほとんど何も気がついていませんでしたから!(笑)
気がつくことが出来るようになってきても、どうしたらいいのかわからない時期もありました。
−今はいかがですか。
(丸野さん)
気がついた事を解決するには、こうしたらいいのかな?というのが見え始めた感じがします。
−出来ることが増えるのは、楽しい部分もあると思いますし、大変な部分もあると思いますが。
(丸野さん)
そうですね。
出来ることと、やらなくてはならないことが増えてきて、黙ってみているだけでなく、これもあれもやってみようと思っています。それは大変ですが楽しいことですね。
「これは自分に任せてもらえれば」と思えるものが出来るのは嬉しいです。
−そうなると、得るものも増えたのではないでしょうか。
(丸野さん)
増えました!
たとえば、何か機械のトラブルがあって直した時に、患者様から「ありがとう」と言われた時はすごく嬉しかったですね。
昔の私なら慌てるだけで何もできませんでしたから。
今は対処ができるようになってきて、そうなると頼ってくれる人もでてきて、私自身もやりがいが出てくるという良いサイクルかなと思います。
−素晴らしいじゃないですか!
(丸野さん)
多少、自分のやっている仕事に自信は持てるようになってきたかもしれません。
最初は本当に何もできなくて、自信もなくて、がむしゃらに仕事をしていただけでした。
それが、出来ることが増えてきて、1つ1つ結果がでると、周りも認めてくれて、頼ってもらえるようになって・・・・。気がついたら「あ。出来てる」と思えました。
患者様やスタッフなど周りの方々が私を支えてくださったからだと思います。
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