中津川共立クリニックの開院からのメンバーで、現在は主任を務める看護師の山浦小百合さんに、中津川共立クリニックの働く人たちの特徴について伺いました。
※平成26年2月より課長になりました
(1)スタッフから積極的に発信しているクリニック
−こんにちは。よろしくお願いします。
(山浦さん)
こんにちは。よろしくお願いします。
−開院からのメンバーさんと伺いました。
(山浦さん)
病院で働いていて、20年程前に中津川共立クリニックが出来ると知って転職しました。
病院で働き始めの頃は、先輩に教えてもらいながら様々な事を学んでいくことが楽しくて、やりがいも感じていましたが、3年程経つと新しい医療を取り入れない現場に疑問を感じ始めていました。
「新しい医療施設が出来て、新しい勉強が出来る」と、中津川共立クリニックに誘って頂きました。
たぶん、最初に求人面接を受けたのが私ではないかと思います。
−新しい医療にチャレンジしていくことに魅力を感じたのですね。
(山浦さん)
そうですね。
特に、野溝部長からは新しい知識をたくさん教えてもらいました。
中津川共立クリニックは、他の透析施設では行われていないことでも、積極的に取り入れていく透析施設だと思います。
それに、私たちスタッフから積極的に発信しているのも特徴の一つだと思います。
−スタッフさんからの発信というのは?
(山浦さん)
医師からの指示によって動くことが基本ですが、それだけではいけないと思います。
自分たちの考えを発信していくことも大切です。
しかし、そのためには知識も必要ですから、勉強していかなければなりません。
−努力をすることで仕事のやりがいも増えそうです。
(山浦さん)
大変ですが、やりがいがあると思います。
たとえば、カンファレンスで「あなたはどう思いますか?」と質問がありますが、これは、一人ひとりの意見を大事にしているということでもあります。
中津川共立クリニックは昼間に60名程の患者様がおみえですから、スタッフ一人ひとりが患者様のことに心を配って、異常にいち早く気が付いて、できるだけ速く対応していくことが求められます。
「何かおかしいね。明後日の治療の時に先生に聞いてみよう」では遅すぎることもあります。
−なるほど。スタッフの皆さん、お一人お一人の力が必要な医療なのですね。しかし、透析医療に携わって1〜2年で全てが出来るようになるのは難しいと思います。周りからのサポートも大事になると思いますが。
(山浦さん)
確かに、難しいですね。
サポートするためには、新人さんが「何をどう見ているのか、何がわかっていないのか」をしっかり把握することが大事になると思います。
もちろん、私たちも観察しますけれども、本人からも考えを発信してもらうことも必要です。
「こう思っている」「ここがわからない」と意思表示してくれると、サポートしやすいですね。
−間違ったことや、的はずれな質問をするかもしれません。
(山浦さん)
それも当たり前のことです。
私自身も、部長からすれば30%も理解できていませんから大丈夫です(笑)
自分の中に知識をインプットするばかりでなく、「私はこう思っています」と周りにアウトプットすれば「それは正しいね」「それはここが違うね」と、多くの情報を得る事ができます。
−なるほど。自分から発信することで、良い情報が返ってくるのですね。 |