−駒ヶ根共立クリニックさんは”地域と共に育ってきたクリニック”とのことですが、最近の地域との関わりについて教えてください。
(看護師)
最近は、地域の介護関係の皆様との連携をすすめています。
−それは何故ですか?
(看護師)
患者様がご高齢になってきて、介護サービスをご利用されている方が増えています。
患者様の日々の生活を支えている介護の皆様に、透析治療のことや、生活上の注意点などをご理解いただくことは大切なことだからです。
−介護をしている方々に、まだまだ透析治療のことは伝わっていないのが現状でしょうか?
(看護師)
看護師である私も、一般病棟にいたときに、透析治療のことをよく知らないような状態でした。
ですから、介護の方があまりご存じないのも無理のないことです。
介護施設には看護師さんもいらっしゃるとは思いますが、私たちからお伝えするのも有意義なことではないかと考えました。
−どのようなことから始められたのですか?
(看護師)
100以上の施設にアンケートを出してみました。
透析治療のことをご存じだという方が半分ぐらいでした。
そのアンケートがきっかけとなって、介護担当の方、先生、担当看護師と話をする機会が少しずつ増えてきました。
−素晴らしいことですね。
(看護師)
透析治療がどのようなもので、どのようなことに気をつけていただきたいかなど、興味をもって聞いて下さるので、とてもありがたいです。
−患者様の個人的なお話しもなさるんですか?
(看護師)
それは、患者様の個人情報になりますので、あくまでも患者様のご了解があった場合のみですね。
患者様が望んでいて、介護をされる方との話し合いで了解がでていることが確認されれば、患者様の個別のお話しをすることもあります。
−地域からの反響はいかがでしょうか?
(看護師)
(透析治療のことを説明していただきたいという)電話でのお問い合わせや依頼が多くなってきました。
昨日もケアマネージャーさんからの依頼で、四者面談をさせていただいたばかりです。
−なるほど。駒ヶ根共立クリニックさんのアクションが患者様のお役に立っているのですね。
(看護師)
クリニック内は当たり前のこととして、地域の皆様とも患者様を支えていきたいと思います。
−これからもがんばってください。今日はありがとうございました。
(看護師)
ありがとうございました。
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