患者様の身の回りのお世話、お掃除、治療・検査・お食事の準備など、快適で安全な透析室を支えているのが看護助手です。中森みどりさんに看護助手のお仕事のやりがいについて伺いました。
(1)私たち看護助手の役割があり、やりがいを与えてくれる職場
−こんにちは。よろしくお願いします。
(中森さん)
こんにちは。よろしくお願いします。
−看護助手さんのお仕事を何年なさっていますか。
(中森さん)
約10年です。看護助手として初めて働いたのが中津川共立クリニックです。
以前は介護の仕事をしていました。
−10年という長い間、看護助手のお仕事を続けることが出来た理由は何ですか。
(中森さん)
実際に仕事をする前は、看護助手の仕事は雑用ばかりだと想像していました。
でも実際に働いてみると、看護助手としての役割がしっかりとあり、やりがいを与えてくれる職場だったのです。責任感を持って、一生懸命に仕事をしようという気持ちになりました。
−看護助手さんの役割は何ですか。
(中森さん)
私たちは看護師ではないので、直接的に医療に携わるということはありません。
患者様の身の回りのお世話と、看護師さんのお仕事のお手伝いが中心となります。
特に高齢の患者様については、車椅子での移動やベッドと車椅子間の移動等、細心の注意を払ってお手伝いをしています。
−朝のご挨拶から始まって、患者様とふれ合う機会も多いお仕事のようですが。
(中森さん)
そうですね。気分転換の意味もあると思いますが、患者様が話しかけて下さることが多いです。
週3回ずっと続けていく治療なので、苦痛な気持ちばかりだと長く続けていくのは大変だと思います。
患者様のお気持ちが少しでも和らぐような対応ができればと考えています。
−良いお仕事をするために大事なことは何だとお考えですか。
(中森さん)
今、看護助手が10人いますが、チームワークがとても大事だと考えています。
中津川共立クリニックでは、送迎、食事の補助、検査の準備、厨房の調理補助等の看護助手の仕事を、チームでしっかりと行う事ができています。
−良いチームワークというのは具体的にはどのような事を指すのでしょうか。
(中森さん)
まず、各自が仕事に前向きな姿勢で、率先して仕事をしています。
さらに、患者様にとって「必要な事は何か」を常に考えながら、コミュニケーションを取り合い、それぞれが得意な事を活かしながら、教え合い、助け合って仕事をしています。
それがチームワークの良さだと思います。
−まずは個、そして助け合えるチームワーク。
(中森さん)
中津川共立クリニックは、全体的にチームワークが良いと思います。 |