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平成26年4月から院長となった平田聖文先生に、看護師・臨床工学技師をはじめとするスタッフの皆さんの働きぶりについてお話をうかがいました。

(1)スタッフとチーム一体となって透析医療を提供しています

−こんにちは。よろしくお願いします。

(平田院長)
こんにちは。よろしくお願いします。

−お医者さんそれぞれにご専門分野があると伺っています。先生のご専門は何ですか。

(平田院長)
腎臓内科になります。ですから透析医療にも長く携わっています。
大学病院時代に、尊敬していた先輩がいらっしゃいまして「自分もこういう医師になりたい」と思うようになって、腎臓内科を選びました。
腎臓内科には、その先輩をはじめ、とても穏やかで優しくて物腰が柔らかい先生が多かったですね。

−平田先生からも同様の印象を受けます。

(平田院長)
そうですか?ありがとうございます。

−先ほど、患者様のベッドサイドでの回診を拝見しました。患者様と接する際にはどのような点に気を付けていますか。

(平田院長)
特に訴えがない方もおみえですが、訴えがある方については、なるべく長い時間をかけてお話を伺うようにしています。お話を聞かせて頂くのは、医師の大事な役目の1つだと考えています。
逆に、少し調子が悪くても訴えない患者様もおみえですから、看護師や臨床工学技師とも連携し、情報を精査して早期に対応することも大事なことです。

−看護師さんや臨床工学技師さんとの連携は、具体的にはどのようにしていますか。

(平田院長)
私が回診する際には、スタッフから選ばれたリーダーがついて、スタッフが集めた患者様の情報を私に伝えてくれます。私が診で得た情報だけでなく、スタッフからの情報を含めて判断して、診療をしています。

−私個人のイメージですが、院長先生からのトップダウンで情報と指示が伝えられているのかと思っていました。

(平田院長)
私以外にも医師がいますが、中津川共立クリニックでは、そのような体制にしていません。
患者様のことはスタッフが本当に事細かく把握してくれています。
患者様との調整役としては、私よりもスタッフの方が一枚上だと思いますよ(笑)特に患者様のご性格やお好みについては、私よりもよく理解しています。
私も医師として本当に助けてもらっていますし、スタッフがいて診療が出来ていることを実感しています。

−チーム医療という言葉を聞いたことがあります。

(平田院長)
はい。まさしくチーム医療で患者様を診ています。
問題点の指摘がスタッフ側からあることも多いです。もちろん、私とは違う意見の場合もありますが、スタッフそれぞれも専門家ですから、きちんと議論をしながら「患者様にとって何が良いのか?」という視点で意見を合わせていくようにしています。

−例えば、医療的に考えて「これがベストの生活の仕方」と平田先生が思っていても、看護師さんからすると「患者様の生活スタイルから考えると難しいかも・・・」という意見はあるものですか。

(平田院長)
ありますね。ですから、きちんと議論することが大事だと思います。

−患者様のことを第一に考えていらっしゃるのですね。素晴らしいですね。

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(2)スタッフに伝えたいのは「感謝の気持ち」です






 

 

 

 



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