おひとり、おひとりにあった、きめ細かい透析医療
具体的な施策としてはたくさんのものがありますが、たとえば、透析でもっとも日常的なことである「除水」。
これも、患者様、おひとり、おひとりにあった、最先端の科学的な診断と対応をさせていただいています。
通常は、ドライウェイトという規定の体重を決めます。
その増減によって、余分な水分を体から除きます。
体の状態を見極めるのは重要なことですから、月に一度レントゲンを撮り、心電図をとり、随時評価をしていくわけです。
そして、さらに毎回の透析治療でも、患者様の現状にあった治療をしていきます。
中津川共立クリニックでは、これをさらにすすめた、きめ細かい医療をしています。
患者様には、生活があり、お仕事があり、毎日、変化のある生活をしていらっしゃいます。
一ヶ月の中で、生活スタイルが変動すると、食事、睡眠時間、仕事等のペースによっては1kg、2kg、体重が変わるのは普通のことです。
一ヶ月に一度の評価は、言い換えれば、一ヶ月間、患者様の状態があまり変化がないだろうことを前提としています。もっと短い期間で評価の見直しができれば、もっと体にやさしい透析医療になると考えます。
ですから、体の状態の変化をもっと細かく把握できるために独自の「BV計を用いた除水制御プログラム」を開発して、きめ細かい診断を行っています。また、インピーダンス・血液ガスなども併用して、リアルタイムの適正体重評価に努めています。
おひとり、おひとりにあわせることができる透析医療は、最先端の透析医療なのです。 |