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「看護のチカラ」トップページ > 透析医療事業部・管理部長 熊澤ひとみさん
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(2)これまでの看護技術・経験を活かせるのが透析医療の魅力

−偕行会グループでは、看護師さんとしてはベテランですが、透析医療は初めてという方も大勢いらっしゃいますね。その方々からは「私の看護の技術や経験を、患者様のお役に立てることができる職場」というお話しもありました。

(熊澤さん)
はい。確かに、これまでの看護技術・経験を活かすことができるのが透析医療の魅力だと思います。
透析治療をお受けの患者様は透析治療だけをしていれば良いというわけではありません。
さまざまな疾患や合併症をお持ちなので、さまざまな対応をしなくてはなりません。
ですから、技術・経験を活かしていただける職場なのです。

−たとえば、どのような活かし方ができるのでしょうか。

(熊澤さん)
そうですね。
たとえば、透析治療を受けている患者様の中には循環器疾患がある方が少なくありません。そのような患者様の看護においては、循環器について勉強してきた看護師さんの専門知識がとても役に立ちます。
多くの看護師さんにとって、実際の透析治療に関する部分は馴染みが薄いものだと思いますが、実は、さまざまな合併症を抱えている患者様がとても多いので、その合併症に対しての看護の領域も幅広いのです。

−あまり関係のなさそうな科といえば・・・たとえば、眼科の経験なども役立ちますか。

(熊澤さん)
役立ちます。
糖尿病の方が透析医療を開始するケースが増えていますので、眼についても、知識・経験を是非役立てていただきたいです。患者様の中には、神経障害があったり、癌になる方もいらっしゃいますし、本当にさまざまです。

−病棟や外来でお勤めの看護師さんからみて、透析施設では患者様と医療従事者との関わり方で異なる部分はありますか。

(熊澤さん)
多少違うところがあります。
急性期の場合は、患者様は先生からの指示に従っていけば良いという部分が大きいと思います。
それに対して、慢性疾患の患者様の場合は、先生からの指示を守るだけでなくて、ご自宅に戻ってからも食事制限をはじめとした自己管理をしなくてはならないことが多いです。ですから、患者様に指導する場面も多いですね。
また、患者様ご自身が、ご自分の数値や体調にお詳しいです。一方で、患者様の体調も、病気・治療への理解度もさまざまなので、患者様の個性も大事にしながら、おひとりお一人にあった対応を求められます。

−私がイメージしている看護師さんの技術というのは「針を刺す」「手当てをする」等ですが、そういうことばかりではないのですね。

(熊澤さん)
そうですね。
処置する技術も大事ですが、「看て護る」「指導する」という部分も大きいですね。
それから、透析機器の操作について心配される方も多いのですが、臨床工学技士もいますし、偕行会グループではじっくり教育しますので、まずはやってみていただければと思います。

−こうしてお話しをうかがっていると、血液透析専門の看護師さんということではないのですね。

(熊澤さん)
そうです。
血液透析の専門性と、そこに付随してくる様々な疾患をお持ちの患者様への看護になります。
あらたに透析治療をはじめる方が高齢化しているので、透析治療を始める時に、すでにさまざまな合併症をおもちのことが少なくありません。また、家族看護というのもとても重要です。患者様を囲んでいる、ご家族のことを切り離しては考えられません。