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碧海共立クリニックニュース

●2017年2月 「新人教育について」

透析医療を支えているのは「人」です。新人教育の充実は、透析医療の質の維持・向上には欠かせません。看護師・山本主任に、どのように教育を行っているのか伺いました。

−こんにちは。よろしくお願いします。

(山本主任)
こんにちは。よろしくお願いします。

−今日は、新人教育の取り組みについて教えてください。

(山本主任)
経験の長さに関わらず、入職した新人さんには、プリセプターと呼ばれる先輩スタッフが付いてマンツーマンで指導していきます。

−マンツーマン指導するメリットは何ですか。

(山本主任)
私が碧海共立クリニックに入職した時は、私を含めた2名の新人に対して、一人の先輩がついてくれる形でした。私は透析医療の経験が全くなかったのですが、もう一人はベテランの方で透析医療の経験もあったので、先輩が私一人に付きっきりになってしまいました。
プリセプターの場合は、新人さんに適したきめ細かな指導ができるのがメリットの一つになります。

−新人さんによって違いがあるのですね。

(山本主任)
そうですね。教育では様々なことを学びますので、学ぶ分野によって進み具合が違うこともあります。
また、経験している科によってもベースとなる経験・知識が異なりますので、その人に合わせた指導が必要になります。

−スタッフさんにお話しを伺うと「碧海共立クリニックは丁寧で優しく指導してくれる」という声がよく聞かれました。

(山本主任)
私が新人看護師の頃は「見て覚えなさい」という時代でしたが、今はそういう形での教育はしていません。
カリキュラムを含めて、教育の仕組みがしっかりと出来ています。
看護師の場合は、透析医療の経験はなくても看護師としての経験がベースにあります。新人教育を受けることで、透析看護の仕事を理解していってもらえると思います。
臨床工学技士の場合は、学校を卒業したばかりの新人の場合は看護の勉強を一から学ぶことになるので、看護師よりも大変だろうと思います。

−臨床工学技士さんにお話しを伺うと、患者様とのふれ合いを求めて透析医療の道を選んだ方も多いです。

(山本主任)
そうなのですね。
臨床工学技士には臨床工学技士がプリセプターとして付きますが、碧海共立クリニックでは、看護師と同じ仕事をすることも多いので、患者様との接遇等を看護師が指導しています。

−プリセプターさんがお休みの時があると思います。クリニック全体で新人さんをフォローする体制も必要だと思いますが。

(山本主任)
はい。必要ですね。
新人教育の状況について記録して、スタッフ間で申し送りするようにしています。
何が出来ているのか、何が出来ていないのかを共有できるので、指導する側も指導される側も安心して進めることができます。

−新人さんを育てるのは大変な仕事ですね。

(山本主任)
そうですね。でも、クリニックとしてはとても大切な仕事です。
育ってくれたスタッフが患者様をお支えするだけでなく、一緒に仕事をする仲間のことも支えてくれます。
クリニック全体で見守りながら、教育していきたいと考えています。

−碧海共立クリニックさんのチームワークの良さや、話しを聞きやすい雰囲気が、教育に良い影響を与えてくれているのではないでしょうか。

(山本主任)
それは、あると思いますね。
教え合って助け合うことができるので、新人だけでなく、教育をするプリセプターのことも支えることができる職場だと思います。
カンファレンス等でも、若いスタッフが言いたいことを言えずにモジモジ・・・・という光景は、碧海共立クリニックでは見られないですね。積極的に自ら手を挙げて発言してくれています。

−それは素晴らしいですね。

(山本主任)
透析機器が変更になった時も、覚えが早い若いスタッフが率先して習得して、みんなに教えてくれました。おかげで、スムーズに機器の変更ができました。
スタッフが1つにまとまって、頑張っていける職場だと思います。

−なるほど。チームでチカラを発揮できる職場なのですね。今日はありがとうございました。

(山本主任)
ありがとうございました。


●2017年1月 「感染対策委員会の活動について」

風邪やインフルエンザに注意が必要な季節。患者様同士だけでなく、患者様とスタッフ間での感染を防止するのはとても大事なことになります。感染対策委員会の委員さんに、碧海共立クリニックの感染対策の取り組みについてお話しを伺いました。

−感染対策というと、他人から風邪をもらってしまわないようにすることが思い浮かびます。

(委員)
はい。そういったことも感染対策のひとつです。
また、透析治療は血液を扱う治療です。血液や体液による感染等に配慮した、さまざまな対策をしています。
そして、患者様だけでなく、私たちスタッフも感染から守らなくてはいけません。

−目に見えないものなので、対策が難しそうです。

(委員)
そうですね。血液でしたら目に見える場合もありますが、本当に少量の血液の場合は判らないこともあります。
ましてや、ウィルスや菌は目に見えるものはないので、私たちの意識ひとつで大きく変わってしまうところがあります。

−スタッフの皆さんがマスクや手袋をされているのも、対策のひとつですか。

(委員)
はい。ゴーグル、マスク、手袋、エプロンなどをしています。
それから、消毒と手洗いがとても大事です。
透析室にもたくさんの手洗い場所がありますし、ウェストポーチの中にも消毒液を入れていて、すぐに消毒できるようにしています。

−どういうタイミングで手洗いや消毒をしていますか。

(委員)
お一人の患者様の処置が終わって、次の患者様の処置をする前には必ずします。
私たち自身が、感染の媒介役にならないようにしています。

−患者様にはどのようなことをお願いしていますか。

(委員)
当クリニックで提供している無料送迎バスや、公共交通での移動の際に感染することも考えられるので、マスクをしていただくようにお願いしています。
それと、風邪が流行する季節になる前に、患者様には啓発のためのお知らせをしたり、インフルエンザの予防接種をおすすめしています。
また、ご家族にインフルエンザの方がいる場合も、お知らせしていただくようにお願いしています。

−ご家族からの感染も考えられるのですね。

(委員)
考えられます。
幅広くお伝えするために、毎月一度、情報誌をつくって配布しており、インフルエンザや肺炎球菌などの情報を掲載しています。

−患者様にもスタッフさんに対しても、意識付けというのは、とても大事なことなのでしょうね。

(委員)
はい。スタッフがどれだけ知識を持っていても、「ちょっと面倒だ」と考えてしまうと行動になって表れてしまいます。
根気よく、感染対策の重要性を伝えていくのが、感染対策委員会の役割の1つです。

−職種に関わらず、全てのスタッフの皆さんが活動しているのですね。

(委員)
はい。看護師は感染対策に関しての経験がある人が多いのですが、臨床工学技士の場合は、経験が少ない人もいます。
看護助手、医療事務、運転手などの場合は全く経験がないこともあるので”血があっても素手では触らない”といった基本的なことから指導します。
また、マニュアルに沿ったことが行われているか、感染委員による抜き打ちチェックを実施して、その評価をスタッフ本人にも伝えています。

−感染委員会さんを中心とした継続的な活動が患者様とスタッフの皆さんを守っているのですね。今日はありがとうございました。

(委員)
ありがとうございました。


●2016年12月 「運動療法について」

碧海共立クリニックでは、ご希望された患者様と、透析治療中の運動療法に取り組んでいます。
車椅子をご利用だった患者様が歩くことができるようになった事例もあるとのことです。
取り組みの中心的な役割を担っている運動療法委員会の委員さんにお話しを伺いました。

−運動療法はいつ頃から行っているのですか。

(委員)
碧海共立クリニックでは、平成27年夏頃から本格的に導入しています。
それ以前にも、リハビリテーション担当の医師がアンケートをとり、転倒のリスクが高くなっている患者様と運動療法についてお話ししたところ、興味を持ってくださった患者様がおみえでしたので、少しずつ運動療法を行っていました。

−患者様の中に、転倒に対して漠然とした不安があったのでしょうか。

(委員)
患者様ご自身が「最近よく転ぶな」「ちょっと歩きづらい」と思っていたのかもしれませんが、それを改善するために何か運動をするということには繋がっていなかったと思います。実際にどのような運動をするのが良いのかを知る機会も少ないです。
そういった中で、クリニック内で運動をしているのをご覧になっている患者様にスタッフからお声掛けすると「ちょっと興味があるわ」ということで運動療法を始められた方もおみえです。

−患者様に伝わることで、患者様が行動してくださったのですね。

(委員)
はい。ですから、このような資料を制作して患者様に配布させていただきました。
運動というと、すごい負荷のかかるものを想像してしまうので、自分から進んでやってみたいという方はなかなかいらっしゃいません。
チューブ等を使った軽い運動だということをご理解いただけることで、興味を持っていただけるのではないかと考えました。

−実際に始めることになった場合は、どのようにすすめていきますか。

(委員)
まずは、運動療法の専門家により、その患者様に合った運動メニューをつくることから始めます。
運動の際にはスタッフがついて、安全を確保しながら行っていますが、最終的にはご自身で運動できることを目指しています。

−実際の効果についてはいかがですか。

(委員)
みるみる運動能力が上がったり、見た目に筋力が付くというものではありませんが、少しずつ筋力が上がっている患者様が多いです。
杖や車椅子を利用されていた患者様が運動療法を行ったことで、杖が無くても歩けるようになったという事例もあります。
「運動療法をやって良かった!」と喜んでくださっています。

−歩くことができるのは生活を変えるでしょうね。

(委員)
はい。ADL(日常生活動作)が向上しますね。
ですから、自己流にならないで、正しい方法で継続して行って頂けるようにサポートするのが大事だと考えています。
指導する側の私たち自身も、短期的な成果を求めないで、少しずつ積み重ねていくことを大事にしています。

−なるほど。継続のためには、スタッフの皆さんのきめ細かなサポートも大事になるでしょうね。今日はありがとうございました。

(委員)
ありがとうございました。

 


●2014年10月 「新人教育(2)教育担当の伝え方の善し悪しで、新人さんの理解度が全く変わってくる」

碧海共立クリニックが力を入れ、大きな成果をあげている「新人教育」について、教育担当・看護師の木村さんにお話を伺いました。(新人教育(1)新人さんを教える教育スタッフをサポートする仕組はこちら)

−新人教育というのは教えられる側が「習得しやすい」のはもちろんのこと、教える側にも「使いやすい」ものでなければならないのですね。

(木村さん)
はい。理想論だけでは、育成において良い結果はでないと思います。
また、話し方ひとつとっても、理解度が全く変わってきます。

−たとえば、どのような事ですか。

(木村さん)
穿刺は一般的には15〜20度の角度で行うのですが、透析の場合は30度位が適切だと言われていました。ですから「深く角度を付けて穿刺してね」と教えていましたが、なかなか深い角度にならないという事がありました。
それで「そういえば、30度ってどのくらいだろう?」と思ったので、角度を目で確認できるようにしたら、新人さんが「30度ってこんなに深いのですか!?」と驚いていました。
伝え方の善し悪しで、理解度が全く変わってくるのだということを勉強させて頂きました。

−教える側、教えられる側それぞれの当たり前が、理解の妨げになることも。

(木村さん)
そうですね。本当に勉強になります。

−透析医療では、患者様に生活面などを指導することも大事なお仕事だとうかがいました。新人教育で教えることも看護師としてのスキルアップになりそうですね。

(木村さん)
そうかもしれません。
自分が理解していることでも、しっかりと教えるためには、相手に合わせてどう噛み砕いて伝えるのかが大切です。教えるのはとても難しいです。

−新人さんが学ぶ仕組みがあり、新人さんに教える側が学ぶ仕組みもある。それが良い新人教育が実現できている秘訣の1つなのでしょうね。今日はありがとうございました。

(木村さん)
こちらこそ、ありがとうございました。

 


●2014年10月 「新人教育(1)新人さんを教える教育スタッフをサポートする仕組」

碧海共立クリニックが力を入れ、大きな成果をあげている「新人教育」について、教育担当・看護師の木村さんにお話を伺いました。

−こんにちは。よろしくお願いします。

(木村さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

−新人さんと言っても看護師さんとしての経験がある方が多いと思います。新人教育ではどのような点にポイントを置いているのですか。

(木村さん)
透析治療の基本的なことや機械操作については、しっかりした教育カリキュラムが用意されています。
透析治療を長い期間受けている患者様の中には、ご自分の体調やデータのことを新人看護師以上に詳しく理解している方もおみえです。以前の職場で経験した患者様との関係性の違いに戸惑うこともあります。
それから、看護師が患者様が言いにくいことも聞き出さなければいけないことがあります。転職したばかりの看護師が深いところもまで聞くのはなかなか難しい部分もあります。

−看護師さんの経験が長い方ほど、戸惑うかもしれませんね。

(木村さん)
そういったことは、時間が解決してくれる部分も大きいです。
ただし、自分自身で学ぶ部分も必要ですし、私たちのサポートも重要になってきますね。

−「一人だけで頑張りなさい」という体制ではないのですね。それは安心できますね。

(木村さん)
もちろんです(笑)安心してお仕事をして頂きたいと考えています。
プリセプターという制度を採用して、新人さんをしっかりサポートする形になって随分経つと思います。

−木村さんご自身もサポートを受ける立場でしたね。

(木村さん)
はい。助けられてばかりでした(笑)
いつの間にか今度はサポートする側になっていました。

−木村さんご自身が不安だった経験があるのは、新人さんとしてもお話を聞きやすいと思います。

(木村さん)
新人さんを見ていて「今はここが不安なのだろうな」と感じることがあります。
実は、今は「教える側」に対してのサポートをしています。
たとえば、新人さんの顔を見ながら「この教え方のスピードだと新人さんは不安かもしれないな」「新人さんがあまり理解していないな。教える側が教えにくい形になっているのではないかな」と考えていきます。

−習得しにくいのは、教える側の何かに問題があるのかもしれない。

(木村さん)
はい。そういう事にも配慮しながら教育を組み立てています。
経験や知識は人それぞれですから、この人には現段階では必要のない講義ではないか?といったことを、課長、主任を交えて見直しする場合もあります。

−教えられる側だけでなく、教える側も不安が大きいと思いますから、教える側にもサポートする人がいるのは、素晴らしい仕組みだと思います!

(木村さん)
私自身も教える側を経験しましたが、とてもやりがいがあるお仕事であるのと同時に、大きなストレスも感じました。
新人教育がうまく進んでいないからといって、他の業務に影響がでてはいけませんし、教える側も大変だということがわかりました。

−碧海共立クリニックさんの新人教育が、大きな成果を上げることが出来る理由がわかってきました。

→新人教育(2)教育担当の伝え方の善し悪しで、新人さんの理解度が全く変わってくる


●2014年8月 「患者様を災害から守るために」〜災害対策委員会の取組をご紹介

−こんにちは。よろしくお願いします。

(災害対策委員会・玉城さん)
こんにちは。よろしくお願いします。

−今日は災害対策委員会さんの活動について教えてください。今、一番力を入れているのは何ですか。

(玉城さん)
さまざまな事に取り組んでいますが、1つ挙げるとすれば避難訓練です。
火事・地震等の災害が発生した際に患者様を安全に避難させるために、避難訓練を年3回実施しています。
3月の避難訓練には、患者様にもご参加いただいています。

−透析室からの避難では、何が課題になりますか。

(玉城さん)
患者様のお身体の状態に合わせた避難をしなければならないことです。
ご自身で歩いて避難できる方もおみえですが、患者様が全体的に高齢化していますので、ご自身では避難できない方も少なくありません。移動のスピードがそれぞれ違うので、歩ける方と車椅子の方が一緒に避難すると渋滞が起きてしまうため、避難する順序も考慮しなければなりません。
それから、停電があるとかなり暗くなってしまうので、スタッフによる誘導が大事になります。

−避難ひとつとっても細かい点を配慮しなければならないのですね。

(玉城さん)
暗い状況では患者様の不安もさらに大きくなりますので、避難誘導するスタッフの力が問われます。ですから、訓練によってスタッフの力を高める事がとても大事になります。
全ての遮光カーテンを閉めて、電気を全部落して、機械をバッテリーで回して・・・と、実際に則した形の訓練をしています。

−すごく実践的な訓練をされているのですね!

(玉城さん)
ベッドやテーブル等もそのままの位置から移動して、通路が塞がれてしまった状況もつくっています。
いざ!という時に怖いのはパニックになってしまうことですので、パニックにならないように実践的な訓練をしています。
また、自分の役割だけでなく他スタッフがどのように動くのかも把握して、チームワークで動かなくてはなりません。

−慌ててしまって我先に避難するのでなく、少し待ってていただく方が安全なのかもしれない。

(玉城さん)
そのようなケースもあると思います。
ですから、患者様に対して大きな声でハッキリと指示することが大切です。
「動かないでください、大丈夫ですよ!」「柵につかまって下さい!」「布団を被って下さい!」といった事を大きな声で言う訓練もしています。

−繰り返し何度も訓練する。

(玉城さん)
はい。まずは基本を繰り返し行うのが大事だと考えています。
災害が発生してから30秒間ずっと声がけをしますが、実際にやってみると大変なことです。
途中で声が小さくなってしまうと、患者様も不安になってしまいます。以前の訓練では声が小さい時もありましたが、訓練を繰り返すことで、大きな声で長く声がけを続けることが出来るようになりました。

−いかに実践できるか?が大事なのですね。

(玉城さん)
はい。いくらマニュアルを作っていても、それだけでは上手く機能しません。まずはスタッフがきちんと実践できることが大事です。
そして、災害が発生すると患者様はとても不安になります。「何が起きているのだろう?」「自分は避難できるのだろうか?」といった不安がパニックにつながっていきます。
ですから、日頃から「こういう順番で避難します。歩けなくても大丈夫ですよ。必ず一緒に避難しますので待っていて下さい。」ということをしっかりと理解していただくことも大事です。

−実際にやってみて、上手く機能しなかったこともありましたか。

(玉城さん)
正直に言うとありました。
その原因を考えて、対策をすることが出来たので、結果的には良かったと思います。

−災害への意識を高めるだけでなく、維持していくことも大変そうです。

(玉城さん)
はい。スタッフだけでなく、患者様にも災害への意識を持ち続けて頂かなくてはなりません。
ですから、クリニック内に災害に関することを掲示しています。

−医療施設にとっては、災害対策というのも大きなお仕事の1つだと感じました。

(玉城さん)
そうですね。災害が発生した時に患者様をお守りするのは、私達の大切な仕事です。

−患者様は安心して透析医療を受けられますね。今日はありがとうございました。

(玉城さん)
ありがとうございました。


●2011年9月(その2) チーム力の向上と、改善成果が形となって表れています

(1)各フロアが主任を中心にチーム力をますますアップ!
透析室の各フロアは、山田主任、山本主任を中心にますますチーム力を高めて、高品質の透析医療の提供に努めています。主任は、患者様にもスタッフにも心配りをしなくてはならない大変な役目ですが、とても頑張っていて、スタッフにとっても良いお手本になっています。
山田主任は、お仕事への熱心に取り組む姿が印象的で、患者様にもスタッフのこともひとり一人に対して、きめ細かく心遣いのできる人です。
山本主任は、おおらかで、職場の雰囲気を大事にして、チームを明るくしてくれる存在です。透析治療以外の知識も豊富です。
今後ともよろしくお願いいたします!

(2)各委員会が活発に活動しています
安全対策委員会では、インシデント(アクシデントになる前のミス)を減らせるように、ダブルチェックなどの具体的な施策を実施しています。碧海共立クリニックでは、どのような小さなことでもインシデント報告をする体制が整っており、その分析と対策の実施を日々行っています。今回はとくに透析治療開始前のミスに着目して、集中的にミスを減らすことに取り組んでいます。実際にミスが減り、目に見える成果があがっています。
感染対策委員会では、スタッフが媒介になって、感染しないためのきめ細かい対策を実施しています。透析治療をしている患者様は免疫力が減っていますし、血液を扱っているので、感染には十分な注意が必要です。
シャント委員会では、透析治療中の針の固定をしっかりするための対策に取り組んでいます。治療中に患者様が動くことや、針はチューブの重さで抜けやすいこともあります。針が抜けることは出血を伴う危険なことなので、針の止め方を写真で撮って、スタッフがきちんと確認して、どのスタッフが行っても同じように安全な針の固定ができるようにしています。その他、シャントの穿刺方法、穿刺場所の選び方も大切です。患者様のシャントの写真を撮って、ベッドサイドに置いて確認するだけでなく、気がついたことを写真に書き込めるようにしています。

(3)各委員会による改善力が高まっています
上記のように、災害対策、安全対策、感染対策など各委員会(その他にも委員会はあります)が、よりよい透析医療の実現のために改善活動を行っています。
それを支えているのは、スタッフひとり一人が、小さなことでも気になることをそのままにしないで全体に報告し、委員会も「そのくらいは改善しなくてもいいのでは?」という気持ちを持たずに「どうしたら良くなるのか?」と考えて、日々実践している行動力です。
しかし、油断をして改善活動が停滞すると品質は下がってしまうので、スタッフ全員で継続的に取り組んでいきます。今後ともよろしくお願いいたします。


●2011年9月(その1) 災害対策の強化と、治療中の災害訓練の実施

(1)透析治療中の災害訓練の実施
災害対策委員会が中心となって、年に3回ほど災害訓練を実施しています。
今回は、透析治療中に地震が発生したという想定で、治療中の午前11:00に患者様と共に訓練を実施しました。
1分間の揺れを想定し時間の長さを感じて頂くことや、ベッドの柵につかまること、スタッフからも大きな声で指示を出すなど実践的な訓練となり、患者様にとってもスタッフにとっても有意義な訓練となりました。
また、透析治療の曜日が月水金の患者様と、火木土の患者様がいらっしゃいますが、それぞれの曜日で実施してほしいという患者様からのご要望を頂き、それぞれの曜日で訓練を行いました。東北地方太平洋沖地震以来、災害対策への意識が高まっているのを感じます。

(2)避難経路と避難先、透析治療中以外の対策
津波や地盤については市からの情報を取り寄せて、あらためて避難経路と避難先を確認しました。
クリニックとご自宅間を移動中に災害が発生した場合についても確認をしました。
また、災害が発生したのが透析治療中以外で、万が一、当クリニックでの治療ができなくなった場合についての対策も確認しています。施設が大丈夫でも、スタッフがいなくては治療は出来ませんので、スタッフとの連絡は重要です。電話以外にメールの利用についても確認しました。

(3)実際に災害訓練をしてあらためて感じたこと
あらためて判断力の大切さを感じました。治療を続けるのか、停止するのかも先生との相談で判断しなくてはなりません。そして、判断する材料となる情報収集の大切さも痛感しました。
また、難聴があったり、認知症などでコミュニケーションがとれない患者様もいらっしゃるので、地震が発生してから揺れが収まる間に遠くから声をかけなくてはならない時の対処の重要性も学びました。


●2011年3月26日 患者様参加による避難訓練
患者様参加による避難訓練を、毎年患者会総会の開催に合わせて実施しています。
今回は東日本大震災の後だったことも影響してか、前回の避難訓練より患者様の参加人数が増えました。
(参加人数内訳:患者様35名、院長をはじめとするスタッフ26名)
訓練の設定は、「透析治療中に震度7の地震が発生。停電とRO装置(透析液を作る機械)が故障し、治療の継続が困難となったため、治療を中止し避難する」として、患者様、スタッフが協力しあいました。
訓練後には患者様とスタッフにアンケートを実施して訓練についての感想や要望などを調査しました。
その結果は次回の訓練を充実させる材料となり、大変役立っています。

まずロビーにて避難訓練についての説明を
患者様対象に行いました。

地震が発生!おさまるのをじっと待ちます。
患者様も柵に捕まり、布団を頭から被り、
揺れがおさまるのを待ちます。
透析治療中止の指示がでました!
針を抜き避難を開始します。
足の不自由な方は車椅子で避難します。
施設の外で全員が避難するのを待つ患者様。
全員避難できたか点呼を行います。
避難訓練後に、患者様・スタッフで消火器の
使い方を学びました。

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